アイコン ヨウ素131 九州まで飛来 /3月29日のニュースまとめ

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ヨウ素131、九州まで飛来 佐賀市で微量検出

http://sankei.jp.msn.com/science/news/110329/scn11032908590000-n1.htm 
佐賀県は28日、佐賀市内で地上に落ちてきた大気中のちりや雨を採取し分析した結果、東京電力福島第1原子力発電所事故の影響とみられる微量の放射性ヨウ素131を検出したと発表した。県によると、九州での検出は初めて。

 検出量は1平方メートル当たり1.8ベクレル。降下物から1年間に受ける放射線量は、日常生活で自然界から受ける量の100万分の1以下で、健康に影響のないレベルという。大気中に浮遊するちりや、飲み水から放射性物質は検出されなかった。

 佐賀市の県環境センターで、27日午前9時から24時間で降下してきたちりなどを分析した。県環境センターは「どのルートでやってきたのか明確に分からないが、ごく微量なので冷静に対応してほしい」としている。

JC記:政府のグダグダが不安を煽っている面が強い。国難なんだから、しっかりして欲しい。

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国有化議論「あり得る」 玄葉氏、東電の巨額賠償で

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110329/plc11032913470018-n1.htm 
玄葉光一郎国家戦略担当相は29日の閣議後会見で、政府内で東京電力の国有化案が浮上しているとの一部報道について「東電の在り方はさまざまな議論が当然あり得るだろう」と述べ、国有化も選択肢の一つになり得るとの見解を示した。

 原子力損害賠償法に基づき、東京電力は福島第1原発事故の影響に対し巨額の補償金の支払いを迫られる可能性が高い。政府も一部を負担する方針だが、金額によっては、東京電力の支払い能力を超える恐れもある。

 玄葉氏は「原子力は国策で推進してきたのだから、最終的に国が責任を持つことが必要だ」と述べ、東京電力が民間企業として負担しきれない部分は国が肩代わりすると強調。その際には東電の経営体制の見直しも議論の対象になるとの見方を示した。

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鹿野農水相、農家への仮払い検討=共産・大門氏「出荷停止で自殺者」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110328-00000119-jij-pol 
時事通信 3月28日(月)18時23分配信
鹿野道彦農林水産相は28日午後の参院予算委員会で、福島第1原発事故で被害を受けた農家らの救済について「現金収入が途絶えている実態にも配慮した支援の仕組みを考えている。仮払いのような仕組みも検討している」と述べ、早急に取り組む考えを強調した。共産党の大門実紀史氏が、「自殺者が出た」として、対策を講じるよう求めたのに答えた。
同党や大門氏によると、自殺したのは福島県須賀川市のキャベツ農家の64歳の男性で、「23日にキャベツなどの葉物類が出荷停止になったとの知らせを受け、24日朝に自ら命を絶たれた」という。 

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中国メディア 大地震は石原都知事らの核実験が原因と報道

http://www.news-postseven.com/archives/20110329_15994.html
極めつきは、お隣中国。ネットメディア『spn睿商在線』では、日本で起こった大震災が地下核実験によるものである可能性アリと報道。中国に対抗するために、と石原慎太郎都知事などの働きかけで密かに核開発がすすめられていたのだという。原発事故は、それを隠蔽する日本政府による自作自演だというのだ。

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8カ国でチャート1位に 震災支援アルバム

http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011032901000050.html 
【ニューヨーク共同】東日本大震災の被災者を支援するため、欧米の38の人気アーティストやグループが参加したアルバム「ソングズ・フォー・ジャパン」が、日本や米国、フランスなど18カ国の米アップルの音楽配信サイト「アイチューンズ・ストア」のチャートで1位になったことが28日分かった。

 アルバムは25日に世界で発売。U2、マドンナ、スティング、ボブ・ディランから、レディー・ガガ、ビヨンセ、ブルーノ・マーズまで名曲や最新曲がレコード会社の枠を超えて集まった。1曲目は、ジョン・レノンの「イマジン」。

 アップルのサイトによると、ほかにドイツ、オーストラリア、イタリア、スイスなどでトップになった。日本では1500円、米国では9・9ドルで販売し、売り上げは日本赤十字社に全額寄付される。

SONGS FOR JAPAN
レコード会社の枠を超えて、チャリティの趣旨に賛同したトップアーティストのヒット曲が集結したもので、Lady Gaga「Born This Way」の限定リミックスをはじめ、Katy Perry「Firework」、Bruno Mars「Talking to the Moon」、Adele「Make You Feel My Love」 など、38組のアーティストによる全38曲が収録されている。1500円。アップル、レコード会社、アーティストが受け取る収益は全て日本赤十字社に寄付される。

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「日当40万円出すから」 原発作業員 確保に躍起

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011032990065850.html 
危機的な状況が続く福島第一原発。その復旧作業は放射能、時間との闘いで、作業員の確保が急務となっている。東京電力の要請を受けた協力会社は、各地にいる作業員たちを呼び寄せようと躍起になっている。中には法外な高給を提示された作業員もいる。

 「日当四十万円出すから来ないか」。福島県いわき市からさいたまスーパーアリーナ(さいたま市中央区)に避難している作業員藤田竜太さん(27)の携帯電話に、旧知の原発のメンテナンス業者から誘いが入った。

 現場は福島第一原発。高給である以上、それだけ高い危険が待ち構えていることはすぐに分かった。電線の敷設作業をしている友人からは「おれ、もう被ばくしているかも」と聞かされた。

 長男はまだ三つと幼く、妻(26)には新しい命が宿った。ためらいなく断った。藤田さんは、「五十代以上の人は高給につられて原発に戻っているらしい。でも、おれはまだ若いし、放射能は怖い。もう原発の仕事はしたくない」と語った。

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首相「原発事故は予断を許さない状況」

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110329-OYT1T00200.htm 
菅首相は29日午前、参院予算委員会に出席し、東日本巨大地震後初の国会答弁を行った。

 首相は冒頭、「多くの国民に避難や計画停電などでご不便おかけしている。国民が冷静沈着に対応していることに心から敬意を表し、感謝している」と述べた。

 東京電力福島第一原子力発電所の事故については、「原子力事故の状況は予断を許さない状況が続いている。最大限の緊張感を持って取り組みたい」と述べた。

 地震発生の翌12日に福島第一原発を視察したため初動が遅れたと批判されていることについては、「原子力災害特別措置法に基づいて(原子力緊急事態)宣言を出し、原子力災害対策本部を設けた。現地の状況把握をすることは大変重要と考え、視察した」と述べた。「政治的パフォーマンスではないか」と指摘されたことに対しては、「全く違う」として、「私が視察したので(原子炉内の圧力を弁から逃す)ベントが遅延したというのは全く当たっていない」と述べた。自民党の礒崎陽輔氏の質問に答えた。

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蓮舫氏、復興財源のマニフェスト見直し「公開で議論し世論の理解を…」

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110329/plc11032909540004-n1.htm
蓮舫節電啓発担当相は29日午前の記者会見で、東日本大震災の復興策の財源確保に向けたマニフェスト(政権公約)の見直しについて、「可能性を公開の場で議論することによって情報を出し、世論の理解を得る努力もしなければいけない」と述べた。

 復興財源については「ありとあらゆる手段、議論は行わなければいけない。マニフェストの見直しも当然入ってくる」と述べ、子ども手当や高速道路無料化などの政策経費を回すべきとの考えを示した。

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要請実現し停電対象外…ビラ配布の市議、離党届

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110329-OYT1T00061.htm 
東京電力の計画停電で、東京都武蔵野市の一部地域が「当面実施対象外」となったことに関して、「要請が実現しました」などと記載したビラを配布した民主党の松本清治市議(41)に対し、同党武蔵野支部(支部長・松下玲子都議)は28日、26日付で議員辞職を勧告したと発表した。

 市役所などに抗議の声が寄せられていることが理由。松本市議も28日記者会見し、26日付で離党届を提出したことを明らかにする一方、「議員として被災地の支援にかかわりたい」などとして市議を辞職する考えはないと語った。

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「東京転勤イヤ」「妻子疎開」で震災離婚?

http://www.tokyo-sports.co.jp/hamidashi.php?hid=12867
中には、東京への嫌悪感が高まり別居という例も出ている。「もともと夫婦仲がうまくいっていなかったが、4月の東京転勤で心機一転やり直そうと話していた。だが、今回の震災で奥さんが東京行きを拒否した」とため息をつくのは九州在住の20代会社員男性。
男性と妻には1歳の子供がおり、家族で東京に行くつもりだったが、東京での健康を不安視する妻が突然、東京に行きたくないと言い出してしまったそうだ。「単身赴任だと生活費も余計にかかるし、放射線で騒いでるのも一部だと説得しても健康が心配じゃないのかと言われる。せっかくやり直そうとしたのにここ数日喧嘩が絶えず、奥さんが実家に帰ってしまった」(前出の男性)
「心配ない」を繰り返す政府や東京電力に問題があるとはいえ、国民全体ももう少し冷静になるべきだろう。

[ 2011年3月29日 ]
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