ロイヤルホテル/3月期177億円の赤字に
同社は「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、同社及び同社連結子会社が所有する事業用資産(ホテル、外部出店レストラン)について、収益性の低下等により減損の兆候が認められたため、当該固定資産に係る回収可能性を検討した結果、下記の通り減損損失を特別損失として17,160 百万円計上する見込みと発表した。
①リーガロイヤルホテル広島 77億00百万円
(ホテル経営会社:株式会社リーガロイヤルホテル広島)
②リーガロイヤルホテル小倉 60億00百万円
(ホテル経営会社:株式会社リーガロイヤルホテル小倉)
③リーガロイヤルホテル東京 34億00百万円
(ホテル経営会社:株式会社ロイヤルホテル、内装設備所有会社:株式会社アール・ピー・ビルディング)
④外部出店レストラン 60百万円
(レストラン経営会社:株式会社ロイヤルホテル)
減損損失合計 171億60百万円
同社の2010年3月期の自己資本は327億07百万円、同率33.7%であった。今回減損処理することで、各地に運用するホテルの償却負担が少なくなり、帳簿上の収益は好転してくるものと思われる。同社は関西の財界が出資している会社である。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
11年3月期前回予想 | 49,700 | 950 | -250 | -2 |
11年3月期今回予想 | 48,900 | 700 | -250 | -17,700 |
前回予想比 | 98.4% | 73.7% |
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