アイコン イオン/ジャスコ・サティの店名を消し「イオン」へ統一

イオンは3月1日付で、総合スーパー「ジャスコ」と「サティ」をそれぞれ運営する全額出資子会社「イオンリテール」と「マイカル」を合併させる。
これに伴い、ジャスコとサティは「イオン」に店名変更する。業務の効率化をはかる。

サティ

早い話がマックスバリューを除き、ジャスコやサティで展開している店舗をすべてイオンに統一するというもの。
福岡では、ジャスコはどこにあるのだろうか? イオンの建物の中のテナントとしてマークを見かけるが・・。調べたら穂波とか甘木とか若松にその名の大型店があった。

イオングループは、一定地域内でも、どこの店舗をどの社が経営しているかゴチャゴチャ、イオン本部は地方会社と意思疎通が図れていない。そうしたことでイオン九州はあまりヤル気もなさそう。
とにかくゴチャゴチャ経営で、それぞれを上場させ、資金・資本調達をやりやすくしているのだろうが、なんとも非効率のようでならない。
イオン九州の発表では、「原サティ」は「イオン原店」になるという、一方、同店は「イオン原ショッピングセンター」になると発表されている。「イオン原店」がイオン原ショッピングセンターの一テナントとしての名前なのか、「イオン原ショッピングセンター」は「イオン原店」の通称なのか一般の人には非常に分かりづらい。
一般の人に分かりづらいということは、非効率的であり、多くのムダを背負っていることになる。

マイカル福岡東(福岡県糟屋郡志免町)は、その後福岡東サティになっていたが、1日からイオン福岡東ショッピングセンターとなる。
大野城サティもイオン大野城ショッピングセンターへ
元ダイエー原店(福岡市早良区)は、その後マイカルになり、これまで原サティ(正式にはマイカル九州原サティ)になっていたが、今回イオン原ショッピングセンターとなる。
同ショッピングセンターの不動産は福岡地所グループが所有しているが、同社は西区橋本に巨大な「木の葉モール」を4月15日オープンさせる。橋本は地下鉄七隈線終点駅であり、外環状線が走り、都市高速(西区廻り)も2月完成して供用開始され、そばまで行く。 
イオン原ショッピングセンターと木の葉モールは、完全に商圏がダブリ、何れイオン原ショッピングセンターは、ダイエー原店のように閉鎖される運命となろう。
 

 

[ 2011年3月 1日 ]
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