アイコン 雪の花酒造(株)/自己破産申請

雪の花酒造(株)(北海道小樽市真栄1-8-1、代表:坂井容一)は1月31日、自己破産申請した。申請代理人は前岨博弁護士(電話03-3213-1081)。負債額は約4億円。
 同社は、昭和36年8月設立の酒醸造会社、銘柄は「寿老神」、「小樽港」、「北の美人」などを製造していた。
 しかし、日本酒離れや消費不況により経営不振に陥り、平成17年5月に苫小牧市の臨床検査センター経営の㈱岸本医科学研究所が支援に乗り出し傘下入りした。

ところが、㈱岸本医科学研究所自身が経営不振に陥り支援を凍結、雪の花酒造も更なる不況で回復することなく今回の事態に至った。

(株)岸本医科学研究所は、経営不振から㈱企業再生機構が支援していたが、同機構の承認の下、現在は㈱ビー・エム・エルとみずほ銀行が支援して再建中(銀行借入76億円が債権放棄される)である。

雪の花酒造 

[ 2011年3月 8日 ]
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