アイコン 1審判決 不良建築資材による建築事件 ミサワ×南海プライウッド×大日本印刷 

3月3日東京地裁の判決内容(ミサワによる損害賠償2,467,490千円請求事件)

(1) 被告兼原告南海プライウッドは、原告ミサワホームに対し、1,234,477千円及び内359,557千円に対する平成19年8月18日から内874,920千円に対する平成20年4月22日から各支払い済みまで、年6分の割合による金員を支払え。

(2) 被告大日本印刷は、被告兼原告南海プライウッドに対し、10,000千円及びこれに対する平成22年7月31日から支払済みまで年6分の割合による金員を支払え。

(3) 被告兼原告南海プライウッドが(1)項の支払いをしたときは、被告大日本印刷は、被告兼原告南海プライウッドに対し、1,234,477千円及びこれに対する被告兼原告南海プライウッドが(1)項の支払いをした日の翌日から支払済みまで年6分の割合による金員を支払え。

(4) 原告ミサワホームのその余の請求及び被告兼原告南海プライウッドの主位的請求並びにその余の予備的請求をいずれも棄却する。

(5) 訴訟費用は、これを42分して、その10を原告ミサワホームの負担とし、その21を被告兼原告南海プライウッドの負担とし、その余を被告大日本印刷の負担とする。

(6)この判決は、(1)項から(3)項までに限り、仮に執行することができる。

以上であるが、不良資材を納品した大日本印刷、それをそのまま加工した南海プライウッド、それをそのまま施工してしまったミサワであった。
誰も気付かんで、何で後から分かったんだろう。
一般的な商道徳に乗っ取った判断のようである。大日本もしくはミサワが上告するかどうか、途中で和解していないところから上告の可能性もあり。

 

[ 2011年3月 9日 ]
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