アイコン こども病院水増事件 大成・竹中・清水の偽証か それとも市職員の勝手な水増しか

こども病院福岡市立こども病院(中央区)の人工島(東区)への移転計画をめぐり、市は3日、現在地での建て替え費用の試算額を市委託のコンサル試算から1.5倍に増額した際に意見を聞いたとされる清水建設、大成建設、竹中工務店の各九州支店は、報道機関の問い合わせに対し、3社とも「具体的な数字は提示していない」と主張している。

これで、市職員が誰かの意向により水増ししたことがはっきりした。福岡市の職員は、ゼネコンに図面も何も渡さず、いきなり電話して、建設代金を問うても、建設のプロであるゼネコンの社員は答えようがないのは当然である(そんなことしてないですよね、そこのあなた!)。ましてや官庁からの問い合わせなら尚更である。
それを市職員は「ゼネコンがそう言った。その証拠書類はない。そのメモは捨てた。」として、そのまま議会が進行する福岡市議会の異常さも浮き彫りになった。
これまで市側は「担当職員の記憶では、総論として『1・5倍程度は見込むべきだ』との回答を得たが、メモを残しておらず、どなたが、どのように言ったという記憶も確認できない」と答えていた。(答弁した責任者の役席も当然懲戒処分である) 

多くの市民と患者関係者が反対するこども病院移転問題で、福岡市の民主党政権であった吉田元市長により、福岡市立こども病院(中央区)を人工島(東区)に移転させるため、
現在地での建替価格を高くして、人工島への移転を推進しやすくするために、元市長及び担当課の職員が議証言したものであることは明確となった。

建設コンサルの建替代85億50百万円が、市の職員により128億30百万円に捏造水増しされていた。
患者家族代表の佐野寿子委員は「『人工島ありき』で進められていたことが、今回のことではっきりした。お粗末な検証に嫌悪感を感じる」と批判している。

ところが、若き高島市長もなかなかのもので、現在地建替費用について、再度、第三者機関に再試算を依頼、その結果121億10百万円と調子の良い数字を出来上がらせてきた。
人工島移転上の手続きであり、大いなるパフォーマンスということは見え見えである。

人工島の冬の寒さは特別だ。青果市場も人工島にスイスイ移転が決定したようだが、青果関係者は冬は大変だろう。しかし、青果市場を移転するとしても何故、人工島の市の所有地に移転しないのだろうか??? またおかしくなっちゃった。博多港開発の存在が・・・。
 呪われし人工島「アイランドシティ」。
 

[ 2011年3月10日 ]
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