アイコン トランスジェニック(熊本)と免疫生物研究所が包括業務締結

トランスジェニック社は1998年に設立され、熊本大学発バイオベンチャーとして、遺伝子破壊マウス等による創薬支援を目的としており、独自のトラップマウス技術を基軸とした遺伝子破壊マウス事業を展開すると共に、GANP®マウス技術を用いて、診断薬に繋がる腫瘍マーカーの研究に取り組んでいます。疾患の病因・病態解析に有用な遺伝子情報などのツールを提供することで、社会に貢献することを目指している。
(GANPは、熊本大学 阪口薫雄教授らにより発見された遺伝子で、抗体を産生するB細胞で発現する。GANP®マウス技術は、GANP遺伝子を過剰に発現させたGANP®マウスを用いて抗体を作成する技術)

免疫生物研究所は1982 年に設立し、医薬品及び医薬部外品の免疫学的研究、開発、製造及び販売を目的としており、一貫して「抗体」の開発を中心とした研究に取り組み、成果を事業化している。免疫学の研究を通じて、がんや自己免疫疾患等の難病を克服し、社会に貢献することを目指している。
両社は、このたびの本業務提携により、基幹技術の相互補完、開発シーズの情報共有、相互の国内外販売網の共有等により、相乗効果を発揮し、一層の発展を遂げることが期待できると考えている。
免疫生物研究所が有する抗体作製技術や抗体シーズ情報と、トランスジェニック社が有するGANP®マウス技術や遺伝子破壊マウス技術を融合させ、有用な研究用試薬としての抗体開発を行う。また、相互に両社の国内外販売網を共有することにより、売上拡大を図る。
なお、同日において、免疫生物研究所とトランスジェニック社は、免疫生物研究所がトランスジェニック社のGANP®マウス技術を使用し、研究用試薬としての自社抗体製品の製造・販売を目的とした非独占ライセンス契約を締結し、本マウスの使用権許諾を受けている。

トランスジェニック 

[ 2011年3月14日 ]
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