アイコン 関東の電力不足に対する周波数変換装置の壁

都市機能がマヒ状態にある東京・関東と関西では周波数が異なるため、関西から九州に至る電力会社からの送電は限定されたものとなっている。
その限定要因は、関東と関西を繋ぐ送電線に周波数変換装置が100万kWまでしか設備されていないためである。

九州電力では、現在20万kWを送電しているというが、変換装置さえもっと容量が大きければ、もっと送れるのだがと述べている。こうした装置が世界のどこかの国に100万kW級の変換装置があり、調達できれば良いが・・・。
関西電力・中国電力・四国電力・九州電力では、周波数変換装置さえ設備されれば、合計で1,000万kWくらいは送電可能としている。 

電力業界は、常に国策で利益が出る会社となっており、こうした非常事態に備え、500万kW・1,000万kWくらいの設備は必要であったともいえるが結果論である。
こうした装置の設置は今後の対策のためにも必要となろう。
 

[ 2011年3月18日 ]
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