しまむら/2月決算 不況に強し
長引く不況により、消費者のニーズは百貨店からファストファッション店へ、専門店からしまむらなどに消費者の購買行動は動いている。物が安く品質がある程度良ければ売れる時代である。同社は次の通り説明している。
1、商品のコンセプトを明確にし、「ファッション性」・「高品質」・「低価格」を併せ持つプライベート・ブランドは、テレビCMに加え、新しい情報番組の提供やファッション雑誌への取り組みなど引き続き広告宣伝を強化した。また、商品管理の改善による品質向上に努めた結果、当連結会計年度のプライベート・ブランドの販売額は前年同期比28.1%増となり、売上全体に占める割合は41.0%となった。
2、特に機能・素材にこだわったプライベート・ブランドは、春夏の“ファイバードライ”と秋冬の“ファイバーヒート”を中心に展開、キャラクターを使ったテレビCM・チラシと売場内販促物との連動を強化した結果、当連結会計年度の“ファイバーシリーズ”の販売枚数は5,000万枚を超えた。
と利益率の高いPB商品の拡充拡販がうまくいっているようである。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
10年2月期 | 429,651 | 36,957 | 38,148 | 21,734 |
11年2月期実績 | 440,100 | 39,848 | 41,048 | 23,507 |
11年期/10年期 | 102.4% | 107.8% | 107.6% | 108.2% |
12年2月期予想 | 456,000 | 39,600 | 40,600 | 21,500 |
12年期予想/11年期 | 103.6% | 99.4% | 98.9% | 91.5% |
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