アイコン とうとうレベル7 菅違い君や枝野君をよく理解できる漫画2つ 

福島原発では、海洋放水や窒素注入で沈静化させつつある今のタイミングで、慌てない慌てないとした原子力不安全委員会が、原発の爆発事故では、最大で1時間当たり1万テラベクレル(テラベクレルは1兆ベクレル)の放射性物質が放出されていたとの試算、原子力発電所事故の最高レベルである7を検討していることを明らかにした。
レベル7はチェルノブイリ原発事故のレベルである。スリーマイル原発はレベル5。

ところで、原発1号機で、冷却のため行われた海水放水により、恐れていたクロル38が見つかっている。これは、放水した海水の塩素が中性子とぶつかって反応して育成された核種。1号炉は炉内の放射濃度の急上昇に加え、原子炉の温度や圧力の急上昇、炉内で再臨界が起きている可能性が高いと京大の原子炉実験所の小出裕章助教は見ているが、米軍の専門官もそう見ている。

 

菅違い君 「慌てない慌てない」

 

枝野君 「直ちに問題ない」
 


地震と津波により冷却用のすべて電源喪失
 政府、地震発生の4時間後に「原子力緊急事態宣言」
① 米軍は、ホウ酸を空輸し、原子炉に注入することを提言。
②しかし、東電は、ホウ酸注入で原子炉の復旧が難しくなる(=廃炉)と注入を拒否し、軽水注入での冷却に固守。
③ところが、配管ラインの一部が損傷のため冷却水が十分に供給できず、水位があがらないことが判明。
④そこでやむを得ず、11日夜中に政府に蒸気放出の要請を出す。
⑤ところが、管総理が12日視察に行くため、政府は蒸気放出をやめるよう指示。
⑥蒸気放出は、結局、菅総理の勉強のための自衛隊ヘリ視察が終了した後に先送りされた。
⑦この遅れのため、原子炉外部容器内の圧力が既定値の2倍以上に高まる。
⑧蒸気放出作業を2時過ぎに実施、しかし、12日3時半に爆発事故が起きた。
⑨東電は、1号機の運用維持をようやく破棄し、廃炉覚悟の海水とホウ酸注入を決定した。
 
こうした東電の判断や菅の視察及び判断が、日本に世界に放射能を撒き散らすレベル7の大事故に至らしめた。
 

[ 2011年4月12日 ]
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