アイコン 2月の住宅着工件数10.1%増の62,252戸(年間変換指数87.2万戸)

2月の住宅着工戸数は、62,252戸(前年同月比10.1%増)、季節調整済年率換算値で87.2万戸(前月比3.0%増)となった。

持ち直しの動きがみられるものの、依然として低い状況が継続している。依然として厳しい雇用・所得環境等により、当面、予断を許さない状況が継続すると見込まれることから、今後の動向を十分注視していく必要がある。

(持家):持ち直しの動きがみられる(前年同月比6.0%増、季節調整値の前月比0.7%減)。
(貸家):雇用・所得環境等が依然として厳しい中、低い水準が継続(前年同月比3.8%減、季節調整値の前月比7.5%増)。
(分譲マンション):9か月連続で前年同月の水準を上回っているが(前年同月比103.9%増)、雇用・所得環境等が依然として厳しい中、依然としてリーマンショック以前の水準を大きく下回っている
 

ただ、3月の住宅着工件数は、大震災の影響から、住宅業界は構造合板や断熱材が入手困難になっており、タマホームはじめ多くの住宅メーカーが営業を抑制したり(タマホームは営業はそのまま継続)、着工を見合わせており、受注も客の心理的な面から大幅に落ちこむことものと懸念される。
しかし、復興住宅建設が開始されてくれば、大きく増加することは確実であり、今後復興景気が全国に波及するかどうか。

今後は暫く、震災による客の心理面や資材不足(各種合板・断熱材)により、受注及び実際の着工件数は低調に推移すると予想される。

普通自動車の3月の売上台数は、過去最大の前年同月比▲37%(販売台数27万9,389台)の落ち込みを見せている。

 

[ 2011年4月 1日 ]
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