アイコン the sun 記事を訂正 /風評被害に苦しむ任天堂

3DS

先日お伝えした、欧州での3DS返品騒ぎであるが、結局The Sunが大げさに書いたと認め記事を修正した。
だが、情報というものは「最初の情報」だけが一人歩きするものである。
一次ソースが個人のつぶやき→タブロイド紙→ネットニュース(中国)→日本人が誤訳をして、それをツイッターなどで広める・・・、まるで悪意のある伝言ゲームだ。

 

世界的に流行したWiiも初期はリモコンが飛んでテレビに突き刺さるなど、面白おかしく風評されていた。
しかし、他社が同様の商品を出しても一向に聞こえてこないのは何故だろうか。

海外ではステルスマーケティング(日本でいうサクラ)が問題になっているが、日本企業であるトヨタや任天堂はステルスによる攻撃に苦しめられているようである。

http://www.thesun.co.uk/sol/homepage/news/3509635/Furious-dad-who-got-ill-playing-Nintendo-3DS-for-3-MINUTES-is-denied-a-full-refund.html 
訳:ニュース速報板

・小売からもThe Sunの記事に反論
The Sunの中でも名指しされていたゲーム販売チェーン"GAME"はMCVの取材に対し、
3DSユーザーからの目眩がするという訴えは「5回以下のクレーム」しか受けていないと返答。
同じく名指しされたHMVには3DSの返品は一切なく、それを受けThe Sunはオンライン版の記事を修正。
HMVからの声明は以下の通り。
「本日のメディアによるレポートとは正反対に、-その後修正されていますが- 
我々は3DS本体に製造上の欠陥を意識していないことを明言します。
我々は3DSに対する強い需要を見いだしており、
そして我々への返品はなく、また我々も応じておりません。」

・The Sunの朝刊記事に対する任天堂の返答
今朝のCVGからの取材に対してNintendo UKスポークスマンによる返答です
「近頃のリポートは間違っています。
Nintendo 3DSに関する電話とメールの質問は、事実過去のハード発売時に比べ大きく下回っており、また販売パートナーと話してみても、払い戻しの為に店舗に再訪される人の数は一握りです。
Nintendo 3DSは3Dスライダーでユーザーが3D効果を調整できるように設計されている為、皆さんが製品を楽しめるようになっています。」
 

[ 2011年4月 6日 ]
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