東亜建設工業/3月決算
マリコン出身の同社は、復興需要も海岸線の立直し需要がまずは望まれ、恩恵は大。また各地の原発基地も海岸べたにあり、廃止または営業にかかわらず、防波堤の再構築需要が見込まれる。
同社の2011年3月期の土木事業は、「中期経営計画」の達成に向け、総合評価方式への対応強化、顧客ニーズに対応した提案、コストの削減等に取り組んだが、受注環境は依然として厳しい状況にある。当年度の売上高は714億56百万円、部門営業利益は51億89百万円となったとしている。
建築事業も大きくなっている。官庁工事や倉庫・物流施設等の民間非住宅分野への対応強化に取り組んだ。当年度の売上高は470億27百万円、部門営業利益は2億78百万円となったと利益は、競争からあまり取れていない。
田舎の地方公共団体の総合評価方式とは、残念ながら今だもって裏金の大きさが総合評価方式となっている。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
10年3月期 | 190,301 | 3,999 | 3,111 | 1,232 |
11年3月期 | 164,772 | 5,774 | 4,356 | 1,411 |
前期比 | 86.6% | 144.4% | 140.0% | 114.5% |
12年3月期通期予想 | 151,000 | 2,900 | 2,100 | 1,100 |
12/3予想/11/3期比 | 91.6% | 50.2% | 48.2% | 78.0% |
[ 2011年5月20日 ]
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