アイコン 三協フロンティア/3月期 震災復興銘柄

 同社は3月期、ユニットハウスのレンタルは、建設関連以外の業界も含めた新規顧客獲得に注力したことにより、前年に比べ出荷数は伸びているものの、同業他社間の競争激化による受注単価の下落の影響もあり、当事業年度レンタル料収入は97億55百万円(前期比▲1.4%減)。

ユニットハウスの販売は、展示販売場の拡充を進め、一般消費者向け低価格小型ハウス・倉庫等の販売強化に努め、当事業年度製品売上高は53億27百万円(前年同期比17.4%増)。
今後、東日本大震災による被害や電力供給不足による電力使用量の制限により、厳しい状況が続くと見込まれるが、下半期以降は復興事業が本格的に開始され、回復基調に戻ることが期待される。
取引先である建設業界におきましても、復興需要が本格的に立ち上がれば、建設及び建設補修工事や公共工事の受注拡大が見込まれることから、当社としても建設現場向けユニットハウスのレンタル受注拡大が期待される。
また、東日本大震災の被災者向け仮設住宅建設を受注し、施工を進めているとしている。
 

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
10年3月期
14,916
567
506
209
11年3月期
15,381
502
454
170
前期比
103.1%
88.5%
89.7%
81.3%
12年3月期通期予想
23,000
2,100
2,000
1,040
12/3予想/11/3期比
149.5%
418.3%
440.5%
611.8%

 
[ 2011年5月20日 ]
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