アイコン 平成23年4月の住宅着工の動向について

エクセル 全国吸収各県別着工件数推移表参照のこと

・4月の住宅着工戸数は66,757戸(前年同月比0.3%増)、季節調整済年率換算値で79.8万戸(前月比1.1%減)。低い水準で推移している。

・後の先行きについては、雇用・所得環境等の推移、東日本大震災の被害やその復旧・復興状況が我が国経済全体に及ぼす影響を慎重に見極める必要がある。

<持家>
前年同月比で微増(0.2%増)となったものの、季節調整値では4ヶ月連続減少(前月比5.9%減)。
<貸家>集合住宅+アパート+賃貸戸建
雇用・所得環境等が依然として厳しい中、低い水準が継続(前年同月比9.3%減、季節調整値の前月比0.9%減)。・・・大都市圏で投機筋対してこれまで多く作りすぎている反動が続いている。
<分譲マンション>
前年同月比で2ヶ月ぶりに増加(前年同月比11.8%増)。
となった。

<九州の概要>
 九州では、鹿児島県が3月は前年同月比微減となったものの1月2月の元気を取り戻している。23.8%増の691戸。
 宮崎県も同27.0%増の461戸と元気、特に戸建(持家)が4.8%増の266戸と大幅に改善されている。
 長崎県も同28.9%増の486戸と良くなってきている。セグメント別では、分譲が元気良く、前年同月は0行進が続いていたが、4月には125戸のマンションが着工されている。また、分譲戸建も91.7%増の23戸となっている。
 福岡・佐賀・大分が前年同月比マイナスとなっており、元気がない。
熊本は全体で2.1%増の微増となっているが、戸建(持家)は41.1%増の395戸と顕著な伸びを示している。

沖縄は、夏本番の数値、同145.6%増の1687戸、内分譲マンションが701戸と福岡の500戸を大きく凌いだ着工件数となっている。
 

[ 2011年6月 7日 ]
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