アイコン ユッケ生肉中毒事件の(株)フーズ・フォーラス/全社員解雇通告

(株)フーズ・フォーラス(石川県金沢市入江2-82-1、代表:勘坂康弘)は6月8日全社員の60名を解雇し事業停止した。事後処理を小野聡弁護士(電話03-3518-4591)に一任している。 

同社は、勘坂社長が平成9年5月、出身地である高岡市で創業。平成21年4月本社を現在地に移転、「焼肉酒家えびす」の店名で積極展開して、地元石川県から神奈川県などにも進出させ20店舗まで拡大させてきた。低価格のファミリー焼肉店として消費者に認知され、平成23年3月期の売上高は20億円を超えた。
しかし、4月に入って発生した砺波店での集団食中毒事件、死者が4人も出て、5月には富山県警などが本社や関係店舗を業務上過失致死容疑で強制捜査に入り、富山県からも砺波店と高岡駅南店が無期限営業停止処分を受けていた。他店での営業再開も信用失墜から困難となり、今回の事態に至った。
今後、大量の入院患者や死亡者への補償問題も抱えており、その行方が心配される。
 

[ 2011年6月10日 ]
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