博多駅周辺は、九州新幹線を充て込んで建てられたホテルが林立しており超激戦区、同ホテルでは、普通のビジネスホテルとの差別化をはかり、九州新幹線鹿児島ルートの全線開通により、課長以上のクラスのビジネス客を取り込むとしている。

場所：博多駅前の中洲へ至る通りの損保ジャパンの裏通りに位置する福岡市博多区博多駅前2-14-15（博多口から徒歩5分）。
　ホテル構成：地上８階、全１７４室、会議室３室。
ビジネス客の利便性優先ホテルとなっており、通常、シティホテルの定番施設である宴会場はない。
　　　1階にはフロントのほか、90席のレストラン。７階フロアーは女性専用。
備考：当ホテルでは、英語・韓国語に対応できるスタッフもそろえ、国内外からの集客を図る。

昔、博多東急ホテルに勤めていたことがあるが、確かに全国から博多に来る上場企業クラスの部長級以上の人は、当時、近隣ホテルよりかなり割高であった東急ホテルに泊まっていた。
博多駅周辺の高価格帯ホテルは、ホテル日航・ANAクラウンプラザホテル福岡（旧全日空ホテル）・ハイアットリージェンシーなどがあり、何れも最高価格帯でも4万円未満となっている。
博多駅周辺の普通のビジネスホテルでは、都ホテル・東洋ホテル・グリーンホテル・西鉄イン・ホテルサンルート・東横イン・ルートイン・コンフォート・センチユリーアート・リッチモンド・サットン・東急ビジネスフォート・セントラーザ・クリオコート・ＪＲ九州ホテル・八百治ホテルのほかいっぱいある。
それでも福岡で大きな学会など開催された時には、部屋がなくなるときもある。

1泊10万円以上の価格帯を持つホテルは、福岡ではこれまでシーホーク（早良区）しかなかったが、同社は天下の三菱地所の子会社、成金客や三菱財閥関係グループのお偉いさんが来福する時には、そうした10万円以上の部屋にでも宿泊するものと思われる。

あまり人の目にも付かないような場所にあり、駅前のどっかのホテルのように、くれぐれもロビーや喫茶コーナーが変なブローカーの溜まり場にならないように注意してもらいたいものである。