アイコン 『海砂』利権で肥大化した新興勢力!(長崎県)

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投稿者=有明商事を洗濯 

『海砂』利権で肥大化した新興勢力!(有明商事) 

選択(7月)土着権力の研究(長崎県)に、納得です。どうぞ、選択で今一度、長崎県の土着利権の洗濯を御願いしたいところである。 

以下は『選択7月号・42P~43Pから抜粋して掲載していきます』 

豊かな漁場と多様な水産資源に恵まれた長崎県周辺は、漁場をつぶしながら採取するコンクリート材料『海砂』の一大産地という、相反するもうひとつの顔をもつ。 
かつて海砂の一大産地だった瀬戸内海をはじめ、漁場に壊滅的な打撃を与えるとしていまや全国各地で採取禁止となる中、九州北部に広がる玄界灘では甘い規制が続き、入れ替わるように日本一の海砂採取地となった。現在、海砂生産量の上位4県に周辺の福岡・佐賀・長崎が入っているのはこのためだ。 
この長崎の海砂利権を有し、いまや県内に隠然たる影響力を発揮する存在へと成長した長崎の土着権力が、諫早市小長井町に本社を構える『株式会社有明商事』(中村一喜社長)だ。 
この海砂は地元の諫早湾干拓事業のほか、後述する全国の大規模公共工事に使われているが、一方でこの海砂採取がもたらす水産資源の破壊によって、玄界灘周辺では『(魚を)獲る漁業』が『(補償を)もらう漁業』へと変貌し、両者が奇妙に共存してしまっている。海砂業者の事情通はこう話す。
「『西日本の公共事業は当然、玄界灘の海砂に頼ることになる。辺野古沖(沖縄県名護市)を埋め立てて滑走路を建設する。『普天間飛行場代替施設計画』でも、沖縄県内だけでは足りないため、玄海灘の海砂を使うことになっており、『いい儲けになる』と色めき立つ九州の業者が沖縄の関係者との接触を始めている。

[ 2011年7月 3日 ]
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