アイコン (株)中辰/民事再生申請

乾物屋の(株)中辰(愛媛県松山市下難波1376、代表:中谷一郎)は7月1日、申請処理を白石喜徳弁護士(電話089-943-6936)ほかに一任して、松山地裁へ民事再生法の適用を申請した。負債額は約26億円。

 同社は明治6年創業の老舗の海産物・乾物加工卸販売業者。愛媛県宇和島市近海や九州産の片口イワシを使用したちりめんやシラス、その他煮干しや鮮魚を、百貨店やスーパーへ卸、平成22年4月期には60億円の年商を計上していた。
しかし、その後深刻さを増す消費不況から売上高が減少、それまでの業容拡大に伴う設備投資用の借入負担が重く圧し掛かり、更に循環取引も疑われ、金融機関からの資金手当てもできず、今回の事態に至った。

[ 2011年7月 5日 ]
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