愛媛建材(株)/自己破産へ
地場建材業界トップの愛媛建材(株)(愛媛県松山市三番町6-4-10、代表:鴻上憲昭)は7月13日事業停止、事後処理を越智顕洋弁護士(電話 089-921-2981)に一任して、自己破産申請の準備に入った。負債額は約17億円。
同社は昭和16年12月創業の愛媛県下のトップクラスの老舗建材業者。ピーク時の売上高は50億円を超えていたが、リーマンショック以降売上高の減少も加速して平成22年11月期には30億円の大台も割り込み、人員リストラや不良在庫の経理処理なども行ったため2億円弱の赤字を露呈していた。
こうした戦略的なリストラには金融機関が面倒を見るものであるが、それは昔の話。逆に巨額赤字露呈で取引に慎重姿勢をとり、面倒を見ず、今回の事態に至った。
面倒を見なかった銀行は、伊予銀行と愛媛銀行の地場銀行。どこの田舎銀行も不動産や建設関係業界には冷たくなってしまっている。
越智産業さんに相談しなかったのかなぁ、
[ 2011年7月13日 ]
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