アイコン ソフトバンク/風力発電の資本提携先は「グリーンパワーインベストメント」

ソフトバンクは26日、自然エネルギー事業の今後の展開に向け、風力発電会社の「グリーンパワーインベストメント」(GPI、本社:東京都港区赤坂2-12-10、代表:堀俊夫)に対し、約10億円を出資したと発表した。
ソフトバンクは、電力事業のノウハウを学ぶのが目的であるが、既に参入を打ち出している太陽光発電事業と併せ、自然エネルギーを使った発電の普及を目指すとしている。

(株)グリーンパワーインベストメントは、トーメン(現、豊田通商)の常務執行役員で電力事業本部長であった堀俊夫氏を中心に、海外でも活躍していたトーメンのバリバリ幹部が集まり、風力発電事業を目的に2004年9月1日設立された会社である。

資本金は9億15百万円。主な出資者は次の通りとなっている。
三菱商事、日本政策投資銀行、Sage Capital Global、住友信託銀行、三井住友ファイナンス&リース、日本生命、ニッセイ・キャピタル、大和企業投資、SMBCベンチャーキャピタル、堀俊夫。

ソフトバンクは、風力発電事業では、日本風力開発でも買収するのかなぁと思ったが、意外と正道の道を辿りGPIに出資した。
 GPIへの出資は、GPIの株主ともお友達になれ、一部原子力関係企業には釘を刺すこともできることから懸命な選択と思われる。

グリーンパワーインベストメントは昨年9月次のことを発表していた。
「風力発電の普及拡大が急速に進む欧米市場に、活動の拠点を拡大し、風力発電の開発案件を買収することを目的として2008年にファンド運営会社 「Wind Development Fund Management B.V.」を設立(10名を配置)したが、およそ2年の間で、リーマン・ ショックという世界的な金融危機にもかかわらず、ブルガリア、ポーランド、ベルギー、フランス、スウェーデンにおいて約900MW(総事業費2500億円規模)の開発案件を確保することが出来た(2010年9月現在)。今後、当ファンドでは、各案件の開発を完了させ、建設開始段階まで進めていく。」
 

クリーンエネルギー
[ 2011年7月27日 ]
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