(株)ヤナイストアー/事業停止 倒産
食品スーパーの(株)ヤナイストアー(群馬県前橋市大利根町1-38-7、代表:柳井誠一)は7月28日事業停止、事後処理を吉村駿一弁護士(電話027-224-8357)に一任した。負債額は約14億円が見込まれている。
同社は昭和47年創業の地域食品スーパー。「ヤナイストアー」・「バリュー」の屋号で5店舗経営していた。以前は県内に14店舗ほど所有していたが、乗り込んできた大手スーパーや大型のショッピングモール・GMSに市場を喰われ、同社は不採算店の撤退を続け5店舗の経営となっていた。残った5店舗も気を許す間もなく、競合スーパーが進出して乱立、その影響から売上不振に見舞われ、資金繰りに支障をきたすようになり、今回の事態に至った。
流通の世界は、消費者そっちのけで、垣根も仁義もない銭ゲバの世界に化かしている。
[ 2011年7月29日 ]
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