アイコン 京都は外人観光客激減 あな おそろしやゲンパツ

原発水素爆発により、放射能汚染国家となった日本の京都市は、外人観光客が、徐々に増加しているものの、前年を大きく下回っている。4月が前年同月比▲75.8%、5月が同▲60%、6月が同▲39.6%、7月が同▲46.1%となった。
京都市の2010年の観光客数は4,955万人、2008年に次ぐ高水準、外人宿泊者数も過去最高の98万3千人に達した。
しかし、3月11日の原発水素爆発ですべてがお釈迦。

<情報小出しが観光客に悪影響>
海江田・経産省や仙谷など原発推進派が仕掛ける原発水素爆発の情報小出し作戦により、国民は百戦百勝の戦中のように情報を隠蔽され、外国人観光客も日本の情報は、まったく信用できない(わざわざ放射能を浴びに来る外国人はいない)として、6月には回復の兆しが見えたものの7月には再び減少している。

{(広島大学の田代聡ご用教授は、8月13日、国の依頼で3月下旬に福島県いわき市や飯舘村などの1,149人の子どもを対象(本当にこの人数であったのかも疑われる)に行った甲状腺への被曝量調査の結果を、国とともに今まで隠蔽していたことが判明している。
田代聡ご用教授は、福島県民や検査した子どもの親子さんたちにも知らせもせず、いきなり8月13日、日本小児科学会で発表するという馬鹿げた行動をしている。いまだにご用教授たちが、何の反省もなく、福島県民を軽視、国にしがみつき、御用報告ばかりしている。
当該の3月の調査では、内部被曝である甲状腺への被曝者数が、対象者の約半数(482人)もいたという。その中には最高35mSv(年換算)に達した子どももいたが、体に異常をきたす確率が高くなるのは100mSv(年換算)であり、問題ないと一蹴している(今後観察の必要性を一応形式的には述べているが・・・)。
そう結論したのは、田代聡ご用教授である。田代ご用教授は、細胞分裂度合いがまったく異なる子どもを大人への影響度と一緒するという恐怖の判断を下している。また国が言う100mSv基準とは、大人・幼児・妊婦などの影響度を考慮せず、外部被曝・内部被曝の違いも示しておらず危険極まりないものである。
今の日本は信用できないと悪材料の小出しに世界の笑いものになっているが、それでもいい加減な発表を、チンタラ出してくる。外国人も安心して日本へ・西日本へ足を運ばなくなり、回復が遅れている。}

一方、京都市にきた日本人観光客は、4月同8.9%増、5月18.2%増、6月18.4%増、7月7.4%増と前年同月比で上回っている。
国内の旅行者は、東日本を避けて関西地方に旅行する人が増えた結果と見られる。
7月に京都市を訪れた国内・海外の合計観光客数は、同▲11.3%減となっている。

<溝口観光長官殿の力量>
弱い田舎の地方のサッカーチームであった大分トリニータを、マルハン(京都)をスポンサーにして一時強豪チームにしたものの、サッカー協会からパチンコ業界がスポンサーになることについて自粛が求められ、その後は、大分トリニータを奈落の底にしてしまった溝口社長(京都)。その後、前原国交通大臣(当時、京都)に拾われ、観光長官に大抜擢。
まだ観光長官にしがみついているが、地震・原発水素爆発という事態に、東北以外の観光でも打ってなしの状況が続いている。
溝口長官殿は、企画するのは得意のようであるが、大分トリニータで実証済みであるとおり「非常に打たれ弱い人」、このまま観光大臣でよいのだろうか?
マルハンをスポンサーに今度は国会議員にでもなるのであろう。前原様さまのお人である。
 

●反

日本政府による国民軽視の情報隠蔽と悪材料の小出しは続くが、チェルノブイリやスリーマイル島が事故ってから、同地が観光地になったことはない。
京都の女将さんも、回復には2・3年以上辛抱する必要があるだろうと述べているという。辛抱できる旅館やホテルはよいが・・・。それも日本を代表する観光地「京都」でのこと。口ばかりで何の対策もできていない田舎の観光地は悲惨な状態である。

蝶々夫人でお馴染みの長崎港への海外の大型旅客船の来航が、水素爆発後、キャンセルが相次ぎ、激減していることを、当HPで以前紹介したが、今も回復はおぼつかない状態が続いている。
 

 
[ 2011年8月19日 ]
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