山口銀行G/役員報酬に付、業績連動型報酬を導入
山口フィナンシャルグループ(以下、山口FG)は、8月26日開催の取締役会において、子銀行(山口銀行、もみじ銀行、北九州銀行(仮称)、以下子銀行)の役員報酬制度の見直しを行い、役員退職慰労金制度の廃止と、業績連動型報酬および株式報酬型ストック・オプションの導入について、9月開催予定の子銀行各社の取締役会と臨時株主総会に付議することを決議した。
臨時株主総会まで開催して導入することは結構なことであるが、山口フィナンシャルグループ本体の役員報酬については、触れられていない。こうした新制度は「株主さま重視の経営意識を高めることを目的」として導入されるものであるが、子銀行の役員に対して求め、親会社自らは株主に対して責任があるものの、触れていないとは片手落ちのような気がする。
同社子銀行の頭取は、山口Fの福田社長が山銀の頭取であり、山口Fの野坂専務はもみじ銀行の頭取である。森本会長は子銀行役員ではない。西原専務は山銀の専務、梅本取締役と吉村取締役もそれぞれ山銀の取締役である。こうした役員の報酬制度については何故か触れられていない。再度、クーデターが起きるかもしれない。
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