アイコン 本間ゴルフ元社長に対し放火事件の被害額を賠償命令 2億89百万円

酒田市にある「本間ゴルフ」の工場が放火された事件で実刑が確定している本間秀一元社長を相手取って、会社側が損害賠償を求めていた裁判で、山形地方裁判所は元社長に2億1600万円あまりを支払うよう命じた。
 
この裁判は、5年前、ゴルフ用品製造販売会社「本間ゴルフ」の酒田工場が放火された事件をめぐって逮捕・起訴された本間秀一元社長を相手取って会社側が、焼損した機械設備や商品、合計2億8900万円あまりの損害賠償を求めていたもの。

これに対して本間元社長は「事件にまったく関与していない」と訴え、争っていた。2日の裁判で山形地裁の石栗正子裁判長は、共犯者の供述などから元社長が事件に関わったことを認めた上で「元社長は会社が受けた損害を賠償する義務がある」として2億1600万円あまりを支払うよう命じた。

 この事件を巡っては、本間元社長は、刑事裁判でも無罪を主張していたが、去年9月、最高裁は本間元社長の主張を退け、懲役5年の実刑判決が確定している。

2005年6月民事再生を申請して破綻した本間ゴルフは、現在、チャイナのマーライオンホールディングス傘下となっており、熊本県の阿蘇にあった本間ゴルフ倶楽部はコーリアの企業が購入している。
 

[ 2011年8月 3日 ]
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