外交・安保で集中審議＝自民、首相の献金問題を追及－衆院予算委

　衆院予算委員会は８日午前、菅直人首相と関係閣僚が出席して外交・安全保障に関する集中審議を行った。野党側は、首相の進退と絡んで首脳会談の見通しが立たない日米関係や、中国の海洋進出、北朝鮮への対応などについて政府の見解をただす。
　午前中は自民党の高村正彦元外相、古屋圭司氏、共産党の赤嶺政賢氏が質問。古屋氏は、首相の資金管理団体が在日外国人から献金を受けた問題と、同団体が北朝鮮による拉致事件容疑者の親族の関係団体に献金していた問題を追及する。
　午後は民主党の西村智奈美、公明党の佐藤茂樹両氏らが質問に立つ。（2011/08/08-09:07）