アイコン 米雇用、8月9.1%で横這い、黒人はナント16.7% 暴動の可能性

米労働省は2日、今年8月の雇用統計を発表し、アフリカ系(黒人)の失業率が16.7%に増え、1984年以来の高水準を記録したと報告した。白人の失業率は若干減り8%だった。
 雇用統計の作成が1972年に開始されて以降、黒人の失業率が、白人のほぼ倍となる傾向が続いている。
エコノミストやシンクタンクは、この背景要因について、黒人の労働人口の年齢が、白人より若く、黒人の大卒者が白人より少なく、黒人が不況の直撃を受けている地域により多く住んでいることなどを指摘している。黒人の高失業率には、人種問題が絡んでいるとも分析している。
同時に政府による雇用創出の政策が失業率を相当程度下げる割合で実施されていないことを示すとも指摘している。

 労働省の雇用統計によると、8月に職を得た黒人は約15万5000人。同月に失業率がさらに上昇したことについては職の数よりも新たな求職活動を始めた黒人がより多かったことに原因があるとしている。一方、就職した白人の数は21万1000人だったが、失業率を押し下げるのに十分な数字だったことを示した。
 雇用統計によると、ヒスパニックの失業率は11.3%と前月と変わらなかった。全体の失業率は9.1%でこれも前月と同じだった。
7月の雇用統計は、非農業部門雇用者数は前月比11万7000人増で、失業率は9.1%と、前月からわずかに改善した。
 8月の失業率は9.1%で前月から変わらず。以上CNN 

 これ以上、黒人やヒスパニックの失業率が悪化すれば、イギリスのように何らかの事件を暴動に発展する可能性が高い。
 

[ 2011年9月 5日 ]
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