JR北海道の中島尚俊社長行方不明 家族捜索願
JR北海道は12日、同社の中島尚俊社長が同日朝から行方不明になっていると発表した。道警によると、家族から同日、道警札幌東署に捜索願が出されたという。
JR北海道は12日午後8時から札幌市内の本社で記者会見した。
同社では、5月に石勝線で特急列車の脱線炎上事故が発生。国交省は乗客の避難誘導が遅れたとして、6月に事業改善命令を出していた。また、脱線炎上事故後も信号機故障や特急列車の部品脱落などのトラブルが相次いでいた。
田舎のJRは、まだ組織的に旧国鉄の権力組織や国交省の支配から抜け出しておらず、これらの事故で、国交省から、こっぴどく、しつっこく叱られ、責任追及されていたものと思われる。
こうした事故責任は社長にあるが、兵隊の役員の役不足からであろう。
九州でも国交省の言うことを聞かず、・長を退任後国交省傘下のJR九州に完全に干された人がいた。その人も当時かなり滅入っていたが、今は元気である。
JR北海道の中島尚俊社長の略歴 | |
1947年(昭和22年) | 北海道旭川市で出生。 |
1965年(昭和40年) | 北海道旭川北高等学校を卒業。 |
1969年(昭和44年) | 東京大学経済学部卒業。日本国有鉄道入社。 |
1987年(昭和62年) | 国鉄改革により北海道旅客鉄道に転籍 |
この間、同社鉄道事業本部営業部長、旅行業本部長を歴任 | |
1994年(平成6年) | 取締役に就任。 |
2003年(平成15年)6月 | 代表取締役専務に就任。 |
2007年(平成19年)6月 | 代表取締役社長に就任。 |
[ 2011年9月13日 ]
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
コメントする