アイコン スウェーデンの「サーブ」/経営破綻

スウェーデンの自動車メーカー「サーブ」は7日、業績悪化で会社更生法の適用を申請した。
 サーブの親会社のスパイカー・カーズは7日、スウェーデンの裁判所に「サーブ」社の会社更生の手続きを申請したと発表した。

賃金が不払いとなっており、労働組合側からの破産の申し立てを回避するのが狙いがあると見られる。
サーブは、アメリカのGM傘下に入っていたが、業績悪化で経営破綻、オランダの自動車メーカースパイカー・カーズに買収されていた。
しかし、その後も業績は上がらず、今年4月から生産停止、従業員の給料支払いも滞っていた。
今後は、資本提携に合意した中国企業から出資を待つとしているが、交渉は難航している。

足元を見る守銭奴の中国企業は、中国政府がバックに付けば別だが、破格値でしか買わないだろう。GMが破綻した時と事情が大きく異なっている。

 

[ 2011年9月 9日 ]
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