(株)飯田カントリー倶楽部/民事再生申請
第3セクターの(株)飯田カントリー倶楽部(長野県下伊那郡下條村陽皐1081、代表:下嶋正秀)は9月22日、名古屋地方裁判所へ民事再生法の適用を申請した。申請代理人は弘中徹弁護士(電話03-5275-5656)ほか。監督委員には山田尚武弁護士(電話052-223-5555)が選任されている。負債額は約54億円。
同社は昭和61年12月、下伊那郡下條村から一部出資を受け設立されたゴルフ場経営会社。平成3年7月に山岳コース「飯田カントリー倶楽部」(18H)をオープン、宿泊施設まであるゴルフ場。
バブル時には年間4万人を超す集客があったものの、今では約2万人と半減していた。
当ゴルフ場も預託金の返還請求や請求訴訟が多発し、今回の事態に至った。営業はそのまま継続されている。今回の措置で会員券は紙切れになり、今後、利用券が発行されるものと思われる。
[ 2011年9月27日 ]
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
コメントする