清風荘こと(株)ティージェイ(別府市)/特別清算
別府ホテル清風および長崎ホテル清風の(株)ティージェイ(旧㈱清風荘、大分県別府市北浜3-11-14、代表清算人:牧野哲朗)は9月9日、大分地方裁判所において特別清算の開始決定を受けた。負債額は約22億円。
同社は昭和6年旅館清風荘として創業した観光ホテル。その後改築した別府温泉北浜の「別府ホテル清風」や長崎市稲佐山にオープンさせた「長崎ホテル清風」を運営していた。バブル期の平成2年3月期には約43億円の売上高を計上。しかし、バブル崩壊後は別府の観光地盤の低下もあり、平成22年3月期は約19億円まで減少。それまでに赤字決算が続き、事業継続が困難になり、事業を2011年6月(株)九州ホテルリゾート(本社:福岡市、代表:田上潮)に売却、同社は不良資産の管理会社となり、金融債務の借金だけの会社となっていた。
[ 2011年9月28日 ]
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