アイコン さぁ、枝野君どうする 九電社長、辞任撤回 「やらせメール」事件

枝野どうぞ好きにしてください?

九州電力玄海原発の運転再開をめぐる「やらせメール」問題で引責辞任を表明した真部利応社長が、一転して続投する方向となったことが27日、明らかになった。
原発停止による業績悪化など課題が山積する中、社内で続投容認の意見が強まっており、メール問題をめぐる処分を決めるため10月上旬にも開く臨時取締役会で正式に決定される見通し。
電力業界の素顔が見えてきた今にち、保安院も舐められたもので、東電に求めた運転操作手順書は、東電から真っ黒けのけに塗り込められた手順書(大ブーイングに3回目にしてやっと真っ黒けをなくした同手順書を9月28日提出するという)を提出される始末。

九州電力でも「やらせメール」事件で、自らが作った原因究明のための調査の第3者委が報告した中間報告に付き、普通考えられない「異論」を発するなど、国も国民も舐められた治外法権の業界団体であることを滲み上がらせている。(福岡県知事でも九電松尾会長の鶴の一声で小川知事が誕生したその力のすごさ。自民党県議団決定の知事候補はその鶴の一声に降ろされた)

「やらせメール」事件、当時、激怒した海江田経産相は、責任問題から九電社長の辞任は当然と発し、九電の真部社長も辞任を表明した。しかし、政財界に精通した裏工作の得意な松尾会長から「辞めることはない」と言われ、真部社長は辞任を踏みとどまっていた。
しかし、ここにきて一転、辞任はしないことが明らかになった。さすが、機を見る九電さんである。これまでの経緯からすれば往生際が悪いとしか言いようがないが。

ところで、福島原発水素爆発事故に官房長官として深く関わっていた枝野君、海江田君からバトンタッチを受け、「やらせメール」事件の責任問題に対してどう対応するのだろうか。まさしく、電力業界と監督官庁経済産業省との攻防である。
しかし、これまで、「辞めろ」とは監督官庁の海江田大臣が当時言ったことであり、経産省の官僚達がそう言ったのではない。東電にしても現在50人以上が天下りしていることが国会でも明らかになっている。九電にしても子会社含めて膨大な天下りを抱えている。

官僚たちは、自らの利権である天下りコースが細るような動きをするはずがない。ならば、民主党ドジョウ政権の枝野君にすべてかかっているが・・・(彼は弁護士でもあり、逃げるに決まっているだろうが・・・)。
「ただちに、影響はありません」ではなくなった枝野君の九電問題である。
もしかして、九電は、小沢の銭問題が裁判で急悪化した展開となったことから、小沢を背景とした海江田の力も大きく削がれていると見たのであろうか。
今まさに、民主党政権と電力業界の戦いとなっているようだ。
 

[ 2011年9月28日 ]
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