アイコン 民事再生の長野工業(株)/中国 京城機電Gがスポンサーに

長野工業(株)(長野県千曲市八 幡3297-2、代表:山岸正人)は5月27日負債額約58億円を抱え、長野地方裁判所へ民事再生法の適用申請をしていたが、このほどスポンサー企業に中国・北京市の「北京京城重工機械有限責任公司」が決定した。
長野工業(株)は、ミニショベル(ミニバックフォー)・高所作業機のメーカーであったが、販売代理店の関係で欧州に強かった。

しかし、欧州経済は、リーマン・ショック以降 死に呈に至り、同社は在庫増に苦しみ、また、主力取引先の破綻から焦付も発生、経営不振に陥り、5月民事再生法の適用申請を行っていた。
北京京城重工機械有限責任公司は、北京京城機電控股有限責任公司の100%子会社、油圧ショベル、リフト車、高所作業車、クレーンなどの製造・販売(2010年期の売上高は29.1億人民元、従業員数約2000名)。1元:11.962円
北京京城機電控股有限責任公司は、今後日本の優秀な建設機械技術を手に入れることになる。
京城機電、独名門工作機械会社を買収=技術取得狙い-北京
中国の重機最大手の京城機電控股有限責任公司(本社・北京市)は、傘下の北京第一機床廠を通じ、ドイツの工作機械の名門、ヴァトリッヒ・ゴーブルグ社を買収。製造技術や特許、ブランドを取得するのが狙い。
ゴーブルグは大型工作機械や研削盤などを得意分野とするものの、親会社の破産で2004年、同業の独ヘラクレス傘下に入った。ヘラクレスが事業見直しを進めるに際し、再び売却対象となっていたという記事もあった。

 京城機電傘下に入り、長野工業が今後化けたら上場するかもしれない。


 

[ 2011年9月29日 ]
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