アイコン タイ大洪水第8弾 トヨタ タイの生産停止28日まで延期 国内生産も調整へ

トヨタは24日、子会社であるトヨタ・モーター・タイランド (Toyota Motor Thailand Co., Ltd.)のサムロン工場、ゲートウェイ工場、バンポー工場では、被災した部品調達関係先からの部品の供給が滞っている影響により、10月10日(月)から10月22日(土)までの車両生産の稼動を停止していたが、引き続き、10月24日(月)から10月28日(金)までの稼動も停止すると発表した。

なお、トヨタのタイ3工場については、洪水による被害はない。また、タイ以外のアジアの生産拠点でも、タイからの部品供給が滞る可能性があるため、10月24日(月)より生産稼動の調整を実施する。
また、日本でも、部品調達に影響が及ぶ可能性があるため、10月24日(月)から10月28日(金)まで、車両工場において稼動時間の調整を実施する。

なお、上記以外の国・地域における影響は、現在確認中です。また、10月29日(土)以降の稼動については、状況を見ながら判断する。
現在、部品調達関係先と緊密に連携し、一日も早い復旧に向け全社を挙げて対応している。
以上リリースより。

<国内生産調整>
増産見直しの対象となる工場は、豊田市の元町、高岡、堤の3工場と、田原市の田原工場。この4工場では、ハイブリッド車(HV)のプリウスや高級車レクサス、クラウンなど主力車種の生産を手掛け、2010年の生産台数は合計117万8000台。 
トヨタ自動車九州(福岡県宮若市)や関東自動車工業など系列車体メーカー7社も増産を見直す。

<コメントほか>
タイで浸水している部品メーカーの工場は、当局から立ち入り禁止になっており、状況把握もできないのが実情。
部品メーカーの国内やタイ以外の工場は、逆にフル生産になると思われるが、これまでも震災からの回復生産によりフル生産状態にあり、生産量の増加は限られる。

 サプライチェーン、大震災では頭脳部品が、今度は機関部品の調達が寸断されている。トヨタは、生産方式が世界に展開しているにもかかわらず、価格と効率を追求し過ぎ、部材供給を一点集中させていることから、大震災や大洪水で世界の生産体制がズタズタに陥るという結果をもたらしている。今後は、グローバルな部品供給体制が求められよう。

トヨタは、ハゲタカ米によるトヨタたたきから、ツキに見放されており、御祓いが必要か。

バンコクを流れるチャオプラヤ川は高低差が少なく、ダムから放流される水量は少なくなっているが、ゆっくりとロジャナ工業団地やハイテック工業団地のあるアユタヤ県やナワンコン工業団地などのあるパトゥムタニー県の大規模工業団地に押し寄せ、海に面するバンコクまで遂に浸水し始めている。

タイでは、28日頃は再度大潮であり、チャオプラヤ川上流域の山間部に、また豪雨が降れば、これまでの豪雨と森林伐採で山間部の保水能力は喪失しており、直ちにダムの大量放水が懸念される。

幸いなことにタイでは例年、11月からは乾季に入り、これからは豪雨も少なくなる・・・、そうなればよいが、こればかりは神のみぞ知る。

自然を大切にしましょう。

タイ 洪水 
HONDA関係工場

 

[ 2011年10月25日 ]
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