アイコン 8月の福岡県の住宅着工戸数状況 3ヶ月連続して全分野で増加

 福岡県の8月の住宅着工件数は2,897戸、前年同月比12.18%増で4ヶ月連続のプラスとなった。前月比では、7月が同29.8%増の3,168戸であったため、▲8.4%減となった。

・ 分譲マンションは、前年同月比23.8%の大幅増の302戸。ただ、前月比では7月が43.6%増の428戸であったため▲29.5%減となった。

・ 持家(注文住宅)は、同10.9%増の877戸となり、前月比では7月が前年同月比39.9%の大幅増であったため▲22.4%減となっている・

・ 賃貸住宅・賃貸アパート・賃貸マンションは、同10.4%増の1,482戸、前月比は7月が同32.2%増の大幅増に引き続き、10.4%増と3ヶ月連続して2桁増となった。この分野は旭工務店が強い。
 
・ 分譲戸建住宅は、これまで同10.2%増の226戸、前月比では▲13.5%減であったが、2009年11月より対前年同月比堅調な動きを続けている(但し、2010年7月だけは前年同月比3.8%減となっている)。首都圏組の一建設などが福岡に進出して来て件数を大幅に増加させ、地元組を参戦しており、拡大傾向が続いている。

 東京や首都圏の住宅着工件数の趨勢が、9ヶ月から1年遅れで福岡にやってくるが、東京では大幅増となっており、福岡でも増加傾向が続くものと見られる。
但し、福岡の分譲マンション開発は、急激に増加する傾向にあり、地域ごとの需給バランスには、特に注意が必要である。場所によっては、売れていない分譲マンションもかなりある。
 

[ 2011年10月 3日 ]
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