アイコン 佐賀大に山中教授もいるぞ/立体構造の細胞培養技術確立 再生医療進化へ

佐賀大学大学院工学系研究科の中山功一教授(医工学、創発システム,最適化手法)は4日、臓器などの細胞の塊を積み上げて、立体構造体を形成するロボットシステムを、世界で始めて開発したと発表した。入力した3次元データの通りに細胞だけで形成することができ、患者自身の細胞で臓器や血管、軟骨などをつくる安全な再生医療への応用が期待されるという。

 中山教授は、細胞約1万個が自然に集まり結束して直径0・3~0・6ミリの塊「スフェロイド」ができる性質に着眼し、塊同士を針に刺して立体構造体をつくる新しい細胞培養技術を確立していた。従来の培養技術で用いる生分解性ポリマーなどの生体材料を不要にし、再生医療分野で患者のアレルギーや感染症のリスクを回避できるのが特徴。
今回、ロボット企業と共同で、ロボットによる自動システムを開発、1立方センチの大きさの構造体をつくることを可能にした。 

さまざまな種類の細胞を、自由に配置して作ることができるため、より複雑な器官の再生にもつながり、血管や軟骨、心臓、肝臓などの細胞で実験を進めている。微細な血管や半月板の形成をはじめ、人工心臓によるポンプ機能の改善などへの応用を見込む。
 中山教授は「将来的には再生人工多能性幹細胞(iPS細胞)やMRI、CTなどのデータを組み合わせ、患者の細胞で形成した臓器の移植が可能になる」と話している。
 
共同で研究を進める同大医学部胸部・心臓血管外科学講座の森田茂樹教授は「心臓移植や人工心臓の分野でも画期的な開発。自分の細胞なので拒絶反応もなく、治療の可能性が広がる」と期待している。

国は、雨漏りもしていない公務員宿舎や省庁の建て替えなどせず、こうした研究に資金を、しっかりバックアップすべきである。

 田舎で御用学者ばかりしか輩出しない九州大学と違い、もっと田舎の佐賀大はのびのびと頑張っている。山中教授は九大医学部卒であるが、教授に気に入られず、九大に残れなかったのだろう。
知り合いが、九大の教授に気に入られず研究室に残れなかったが、若くして某有名大の教授になっている、よくあるとのことだ。九大は、ゴマすり教授の再生産機関と化かしている。それに加え芸能教授までいるから驚かされる。

 

[ 2011年10月 6日 ]
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