アイコン 清水建設、東京・京橋の新本社ビル 上棟

清水建設清水建設が、都市再生特別地区の指定を受け、来年5月中旬竣工予定で、中央区京橋で建設を進めている新本社ビルが20日上棟した。
 「カーボンハーフビル」となる京橋新本社ビルは、09年4月の着工以来、衆目を集めてきた。カーボンハーフを実現する最先端の空調・照明設備を備えたショールームには、ビル事業者やオーナーを中心にこれまでに約6千人が見学および体験のために訪れており、省CO2、省エネに対する関心の高さが窺える。

 工程については、東日本大震災に起因する資機材の調達難により見直しを余儀なくされたが、来年の5月中旬に竣工を迎える。その後、現本社シーバンスS館からの引っ越し作業に着手し、新本社としてのオープンは8月初旬になる予定。
 一方、都市再生特別地区の趣旨に則り、都市再生および地域活性化に貢献するため、都営宝町駐車場と都営地下鉄宝町駅の施設機能を拡充整備するとともに、子育て支援施設を建設する。
宝町駐車場については、バリアフリー設備の設置と多目的トイレの整備を終了し、本年4月に供用を開始。宝町駅については、バリアフリー設備を備えた新設出入口を新本社竣工に先立ち供用開始できるよう関係者と連携して整備を進めている。
また、子育て支援施設については、新本社ビルの竣工に前後して、隣接地でその建設に着手すべく関係者と協議を進めている。

<本社ビル概要>
 京橋新本社ビルの概要
  所在地:中央区京橋2-16-1
  設計施工:清水建設
  規模:建築面積2,728m2、延床面積51,365m2
     地下3階、地上22階、塔屋1階、高さ106m
  構造:免震構造、鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)
  工期:2009年4月~2012年5月中旬
 

[ 2011年10月21日 ]
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