アイコン 小野建/第2四半期 横領被害約2億7,000万円也

<横領事件>
7年前、鋼材卸業の小野建の小倉支店で、会社で保管中の小切手を自分名義の口座に入金させ、144万円を横領していた事件で、西原容疑者が逮捕された。
横領は9年間百数十回にわたり繰り返えされ、その横領総額は2億7,000万円あまりに及ぶことがこのほど警察により明らかとなった。 

同社ではその後、こうした話はなく、教訓化されたのだろう。
せっかく上場していても内部牽制制度を生かさなかったら、このような問題がいつでも発生する。

<中間期の業績>
同社は第2四半期について、従来からの基本戦略である「販売エリアの拡大」と「販売
シェアの向上」として、4月に滋賀県草津市に滋賀営業所を開設し関西エリアにおいて、より地域に密着した営業展開をはかっている。ほかにも社内の人員配置の見直しによりエリア毎にきめ細かく対応できる体制づくりに取り組むなど中長期を見据え市場の動向に左右されにくい強固な営業体制の確立を推し進めた。
1、九州・中国エリア
販売数量の増加と市況の上昇により売上は増加したが、競争激化による利益率の低下により利益は減少した。その結果、外部顧客への売上高は362億59百万円(前年同期比4.9%増)利益は6億48百万円(前年同期比▲15.6%減)となった。
2、関西・中京エリア
販売数量の増加と市況の上昇により売上は増加したが、競争激化による利益率の低下により利益は減少した。その結果、外部顧客への売上高は178億82百万円(前年同期比15.3%増)利益は2億37百万円(前年同期比▲32.5%減)となった。
3、関東・東北エリア
震災の影響により東北エリアを中心に前半は苦戦したが、販売数量の増加と市況の上昇により売上は増加した。利益は、新設した川崎センターの活用により外注費削減効果も出始めたことにより増加した。その結果、外部顧客への売上高は149億5百万円(前年同期比27.1%増)利益は6億19百万円(前年同期比18.7%増)となったとしている。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
11年3月期第2四半期
61,766
1,607
1,695
1,123
12年3月期第2四半期
69,047
1,440
1,519
876
前年同期比
111.8%
89.6%
89.6%
78.0%
12年3月期予想
141,698
2,874
2,979
1,680
11年3月期実績
133,720
3,270
3,452
2,160
10年3月期実績
116,074
2,302
2,492
1,277
今期予想/前期実績比
106.0%
87.9%
86.3%
77.8%
12年3月期第2四半期
総資産
自己資本
自己資本率
 
 
96,109
45,751
47.6%
 

[ 2011年11月16日 ]
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