野村證券の野村ホールディングス/3月期第2四半期 赤
野村證券は、欧米の金融不安からブラジルなどの新興国ファンドが軒並み落ち、自社エクイティ部門が大きな損失を被っているようだ。またイタリア国債もかなり持っているとされ、オリンパスの主幹事でもあり、赤字に加えこうしたことが嫌気され、8日には投売りされているものと思われる。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 税前利益 | 当期利益 |
11年3月期第2四半期 | 634,434 | 535,447 | 28,068 | 3,373 |
12年3月期第2四半期 | 804,857 | 631,954 | -10,274 | -28,321 |
前年同期比 | 126.9% | 118.0% | ||
12年3月期予想(東洋経済) | 50,000 | 15,000 | ||
11年3月期実績 | 1,385,492 | 93,255 | 28,661 | |
今期予想/前期実績比 | 53.6% | 52.3% |
米国基準
第2四半期の総資産は36兆9356億円、株主資本は2兆0375億円、株主資本率は5.5%である。売上高や営業利益は増加しており、特損分は一時的なもの、腐れても野村。
8日株価が急落しているのは、東洋経済の通期予想によるものと思われる。なお、欧米部門を1000名程度減員し、来期はかなりの削減効果があるとされている。
[ 2011年11月 8日 ]
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