アイコン オリンパス株 粉飾決算判明で大暴落

11月8日のオリンパスの株価は、前日の1,034円から300円のストップ安の734円を付け取引を終えた。
14時59分段階の734円での買残は497,000株、成行買残が165,000株、合計662,000株
一方734円での売残は10,839,000株、成行売残が8,760,000株、合計19,599,000株
差引1,900万株の売り希望であった。

好材料が出ない限り明日(9日)も暴落間違いなしの様相である。明日のストップ安の限度額は150円まで。
 なお、8日引けは、734円での売残が2,095,000株、成行売残は8,454,000株の合計1,000
万株となっている。
しかし、株ばかりは9日にならないと、どういう動きになるのかまったく不明。

 同社の粉飾を見抜けなかったのか、目を瞑っていたのか不明であるが、監査法人は新日本有限責任監査法人である。

それにつれ、同社の主幹事である野村Hが、中間期で赤字を出し、イタリア国債保有も振り替えし、前日の288円から終値245円まで暴落している。暴落率は14.93%、暴落額は▲43円。

オリンパスは、粉飾決算に加担した前会長と森副社長、山田監査役を告発することも検討しているとし、既に弱気な「上場維持に努める」と述べているほどである。

株価が安くなればなるほど、ハゲタカの外人投資家が、内視鏡をターゲットに、買い集めているのかもしれない。内視鏡事業の価値だけでも数千億円と見られており(但し、セグメント情報が正しければ)1,000円以下だったら非常に安い買い物となる。ハゲタカ。
734円での時価総額が1991億円。

関連記事:オリンパス/巨額手数料を粉飾決算処理に利用 監査法人は新日本監査法人

[ 2011年11月 8日 ]
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