アイコン 横浜市の保育園で幼児 うつぶせ寝 死亡

横浜市中区吉田町の認可外保育施設「24時間なかよし保育にこにこランド」で9日午後7時半ごろ、経営者の女性(34)から「0歳児の女の子をうつぶせにしていたら、ぐったりとしている」と119番があった。生後3ヶ月女児が心肺停止状態で病院に搬送され、約1時間半後に死亡が確認された。神奈川県警伊勢佐木署が死因を調べている。
 同署によると、女児は9日午後5時ごろ、母親(30)が預けた。同6時半ごろ泣きだしたため、経営者の女性がバスタオルを敷いたベビーベッドにうつぶせの状態で寝かせた。女性は同7時ごろに女児が寝息を立てているのを確認したが、約30分後にぐったりして息をしていないことに気付いた。女児に外傷はないという。・・・時事通信 

母親は当施設に預けるのは3回目だったという。保育士は1人で9人を見ていた。 

<過去の保育園でのうつぶせ寝死亡の係争事件>
2010年11月、日光市の私立保育園で2008年12月、昼寝をしていた生後9カ月の乳児がうつぶせで窒息死したとされる事故で、乳児の両親が10日、乳児を漫然と放置したなどとして、園を運営する社会福祉法人つきかげ福祉会や県、日光市に対し、計約6800万円の損害賠償を求める訴えを宇都宮地裁に起こした。福祉会側は「保育士は十分注意を払っていた。責任はない」と反論している。

うつ伏せねについて(http://www.sweetnet.com/sids.htm )
乳幼児突然死症候群(SIDS)の要因として最もリスクが高いと言われているのがうつ伏
せ寝です。その原因は、はっきりと断定されたわけではありませんが、一説として乳児が柔らかいマットレスや布団で寝ていた場合、またはぬいぐるみ、枕等が乳児の近くにあった場合に、乳児の口の周りに吐いた息が封じ込め られ、それを再び乳児が吸い込むことにより体の中の酸素量が減ってしまい(二酸化炭素が増え)酸欠状態になるというものです。
アメリカ小児科医アカデミーでは1992年に健康な乳児を仰向けに寝かせようという"Back to Sleep"キャンペーンを始めました。
 キャンペーン以前には70%の乳児がうつ伏せ寝でしたが、1997年までには21%に減少しSIDSも43%減少しました。
 

[ 2011年11月10日 ]
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