アイコン 百貨店の丸井グループ/3月期第2四半期

ファストファッションと不況にやられた昨年からまだ立ち直っていないようだが、営業利益・経常利益とも3年連続して増加の見込みである。
同社は第2四半期について、丸井店舗では、サイズ対応や品揃えの見直しなど、顧客ニーズに応える独自の取組みをすすめた。また、Webサイトのご案内やEメールを活用した各ショップからのタイムリーな情報発信を強化するなど、利便性の向上に努めた。

このような施策により、30歳以上の買上客数が高伸長し、既存店の買上客数は前年同期比2%増と、2007年度下半期より8半期連続で前年を上回った。

 

さらに、通信販売では、Web通販のご利用客数が順調に拡大するとともに、一型当たり売上高の拡大に取り組んだことで、在庫の効率化や販管費の減少により収益力の改善がすすんだ。

出店は、4月に関西地区で3店舗目となる「京都マルイ」を開店した。開店以来、幅広い年代の客層に来店いただいている。

さらに、利益面では、開店費用はあったものの、既存店舗の設備費や運営コストの見直しを継続して実施し、収益確保につとめた結果、小売事業は増収増益となった。

カード事業は、総量規制によるご利用制限の影響などによりキャッシング収益が減少したため減収となったが、債権内容の改善による貸倒費用の減少もあり、営業利益は63億04

百万円(前年同期比18.9%増)と上半期では4年連続の増益となったとしている。

 

 営業利益の殆どをキャッシングを含むカード事業で稼ぎ出している。

連結/百万円

売上高

営業利益

経常利益

当期利益

113月期第2四半期

197,627

5,216

4,796

1,963

123月期第2四半期

197,127

7,709

7,391

1,133

前年同期比

99.7%

147.8%

154.1%

57.7%

123月期予想

412,000

17,000

16,000

7,000

113月期実績

406,472

14,795

14,088

-23,638

103月期実績

419,255

10,438

9,924

5,104

今期予想/前期実績比

101.4%

114.9%

113.6%

 

 

[ 2011年11月18日 ]
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