アイコン (株)サンテツ(佐伯市)/大分県 指定管理の請負業務せず契約解除へ

佐伯市にある県の社会教育施設「マリンカルチャーセンター」の指定管理者として運営を行っている(株)サンテツ(大分県佐伯市春日町8-26、代表:山本徹)が、高齢者や障害者などを対象にした2つの事業を、本当は行っていなかったのに「実施した」などと記載した嘘の報告書を提出していたことがわかり、大分県は、(株)サンテツの指定管理を取り消すことを決定した。

大分県によると、サンテツは、マリンカルチャーセンターで昨年度、計画されていた高齢者のスポーツ事業と、障害者を対象にした交流事業の2つについて、本当は行っていなかったにもかかわらず、「実施した」とする嘘の報告書を県に提出したという。
サンテツは、県の指定管理者として平成18年から施設を運営し、問題の2つの事業を含めた教育活動やレクリエーション事業を行うことが、県との取り決めの中で定められている。
サンテツは、車検が切れた車両を使うといった法令違反などがあったとして、過去4年間に5回、厳重注意や改善指示などを繰り返し受けている。
 サンテツの指定管理の取り消しは来年3月31日付けで、大分県は、その後施設を運営する業者を募集する。
 サンテツは24日、佐伯市で記者会見を開き、会社の岩崎秀行取締役が「県民のみなさまにご迷惑をおかけしましてもうしわけありません」と陳謝した。
 施設の乙津孝廣館長は「担当者からあがってくる報告書をそのまま信じていて、嘘の報告だったことに気づかなかった。チェック体制が十分でなかったと感じている」と話しているという。

 


福岡市も、指定管理者になっている日本管財が、下請けに丸投げして、プールの消毒など取り決め事項をしていなかったなど、杜撰な管理をしている事が発覚している。その指定管理者とは日本管財、しかし、高島市長は大分県のような処分をまったくしていない。
事もあろうにこの日本管財、福岡市のこども病院人工島移設工事等のPFI事業を、JV代表で受注(約154億円)している。ノー天気で世渡り上手な高島市長、喜ぶのはこうした企業である。

 

[ 2011年11月25日 ]
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