関東地整が２５日にまとめた「パブコメの結果」によると、寄せられた５,９６３件のうち５,７３９件は全く同じ内容だった。「八ッ場ダムは利根川水系における治水、利水の安全度を高める対策として、もっとも現実的、かつ確実に効果を見込める事業」「速やかにダム本体工事に着手し、計画通りに事業を完成すべきだ」などと推進を求める意見がパソコン文字で印刷されており、署名だけが異なっていた。
　パブコメは１０月６日～１１月４日に全国から募集。集まった５,９６３件のうち埼玉県在住者の意見が５,７３８件に上っており、同一文書の大半は同県在住者が寄せたとみられる。

　関東地整は「パブコメは多数決ではないので、特に問題はない」と説明しているが、八ッ場ダム建設に反対する市民団体「水源開発問題全国連絡会」の嶋津暉之共同代表は「世論誘導のため組織的に署名を集めたと思われる。非常に問題だ」と話している。・・・毎日ｊｐ

「やらせ」がまかり通る日本、１９５２年スタートした八ッ場ダム計画、一度決めたら御用学者（一応有識者）をはべらせ何が何でも推進させる国交省。国交省の公務員の数を減らさない限り、組織温存のためだけの開発がまかり通る。
暇な関東地整は、こうした「やらせ」のパブコメをさぞかし、すばらしいハブコメであったとして詳細に分析して、正式に公表報告している。　　暇・暇・暇・・・　　
http://www.ktr.mlit.go.jp/river/shihon/river_shihon00000190.html　

1,000兆円の借金、後1,000億円なんて端金、いっぱいなんでも作っちゃえ、日本の将来のことなんか知ったこっちゃねぇ。・・・官僚や知事や議員たちの本音だろう。