アイコン 150年の歴史に幕 (有)本牧亭/破産開始決定 

本牧亭講談と日本料理の(有)本牧亭(東京都台東区上野1-11-9、代表:清水孝子)は11月9日、東京地方裁判所において破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、南栄一弁護士(電話03-3263-1511)が選任されている。
 (有)本牧亭は、安政4年(1857年)に、本牧屋仙之助が上野広小路に講談専門の講釈場「本牧亭」を開場した150年の歴史を持つ。

その後、落語中心から、昭和23年に講談専門店として再び開場。「講談若い人の会」を開催するなど講談士の育成に尽力してきた。
平成14年に現在地に移転、月数回の講談寄席を開催するほか、講談がない時は日本料理本牧亭として営業していた。
 しかし、テレビ出現により、漫才ブームで漫談が隆盛を極め、落語も健闘しているものの、講談の人気はすっかり影をひそめ、来客数が大幅に減少したままとなっていた。そのためピーク1億円を超えていた年の売上高も、最近では1000万円台まで落ち込むなど業績不振が続き、これ以上支えきれず事業継続を断念して9月24日に事業を停止していた。
 

[ 2011年11月29日 ]
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