アイコン 11月ヤマダ電機▲57.9%減 ケーズ▲57.8%減、ビック▲44.2%減等 エコP反動

<ヤマダ電機>
ヤマダ電機(2011年3月期売上高:2兆1532億円)が12月12日に発表した11月の月次IR情報によると、グループ全店POSベース売上高は前年同月比57.9%減だった。
昨年11月は、エコポイントの駆込特需が発生、非常に大きくなっており、テレビ、冷蔵庫、エアコンの対象3品目に大きな反動が出た。
レコーダーが、テレビに連動して伸び悩み、ムービーカメラ、石油暖房、LED照明、携帯電話、ゲーム関連が好調だった。洗濯機、PC関連商品が比較的堅調だった。

<ケーズ>
ケーズホールディングス(2011年3月期売上高:7709億円)が12月9日に発表した11月の売上報告によると、グループ合計(ケーズHD、子会社、フランチャイズ)売上高は前年同月比57.8%減となった。
商品別売上高では、テレビが91.2%減、BD・DVDが71.0%減と大きく減少した。パソコン・情報機器が1.6%増となった。
家電では冷蔵庫は57.2%減、洗濯機は7.4%減、クリーナーは19.3%増。調理家電は5.6%減で、理美容・健康器具は6.8%増、エアコンは59.6%減となった。
自社で3店舗を出店、子会社で4店舗を出店、FCは1店舗を出店、月末店舗総数は380店舗(ケーズHD114店舗、子会社256店舗、フランチャイズ10店舗)となった。

<ビックカメラ>
ビックカメラ(2011年8月期売上高:6121億円)が12月12日に発表した11月の月次売上速報によると、全店売上高は前年同月比44.2%減となった。
品目別の売上高は、音響映像商品は67.5%減、家庭電化商品は28.7%減、情報通信機器商品は10.4%減、その他の商品は5.2%減だった。
音響映像商品は、家電エコポイント制度変更に伴う駆け込み需要により前年実績が大幅伸長したテレビが反動を受け低調。
家庭電化商品は、LED電球を中心とした照明器具が好調に推移し、理美容家電、掃除機も堅調に推移した。
一方、家電エコポイント制度の対象であったエアコン、冷蔵庫が低調だった。
情報通信機器商品は、スマートフォンが堅調に推移。一方、パソコン本体、パソコン周辺機器が低調だった。その他の商品は、玩具、時計が堅調に推移した。

<エディオン>
エディオン(2011年3月期売上高:9010億円)が12月12日に発表した11月の月次売上速報によると、全店売上高は前年同月比59.07%減だった。11月は出店2店、閉店0店で合計1156店舗だった。
前年は12月にエコポイント制度の変更があったことから、11月末まで駆け込み需要が発生しており、反動減により、テレビ、エアコン、冷蔵庫の下落幅が大きくなった。
また、前年はエコポイント制度の終了にあわせて、年末販促を11月に前倒ししていたことによる影響から対象商品以外にも反動減が出ている。
携帯電話は、スマートフォン人気から引き続き好調に推移。曜日まわりについては、土日祝日数が前年と同数のため、影響はなかった。

<コジマ>
コジマ(2011年3月期売上高:4490億円)が発表した11月の月次売上速報によると、全店売上高は前年同月比61.7%減となった。11月は新店が1店、月末の店舗数は209店舗。
前年のエコポイント特需の反動により、薄型テレビ、エアコン、冷蔵庫などが大きく減少となった。一方で照明器具(LED電球等)が前年売上比で約170%、携帯電話(スマートフォン等)が前年売上比で約124%と好調な推移となっている。
また冬の省エネ暖房として電気を使わない石油ストーブや省エネ型のこたつなどが先月に引き続き堅調に推移している。
主要商品の売上高はテレビ92.0%減、ブルーレイ・DVD72.8%減、エアコン64.2%減、パソコン(本体のみ)5.3%減、携帯電話24.1%増、洗濯機18.0%減、冷蔵庫60.7%減だった。

<TVは注目市場>
 こうした中テレビは、韓国勢の台頭や日本の新興勢力の低価格品が伸ばしている。
 

[ 2011年12月14日 ]
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