アイコン NYダウ490.05ドル高の急伸 日米欧6ヶ国ドル融通合意で

30日朝のニューヨーク株式相場は、日米欧など6ヶ国・地域の中央銀行がドル資金など通貨供給を強化する協調策を発表したことを好感して寄り付きから急伸、優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比で一時約415ドル上げた。
30日のニューヨークダウ平均は、490.05ドルの大幅高の12,045.68ドルと12,000ドルの大台を超えた。

主要中銀による通貨供給の協調策は、欧州債務危機に端を発した国際的な金融不安の沈静化を狙ったもの。市場では「国際協調行動が評価され、投資家の間に買い安心感が広がった」とされ、株などリスク資産に投資する動きが加速した。

ニューヨークダウは、これまでギリシャ・イタリアなどEU加盟国の経済財政金融問題により、首脳・理事・格付機関が何か問題発言するごとにヒビリまくり、上がったり下がったりの様相であった。

今回、主要6ヶ国の中央銀行が結束して、心配されるドル不足を回避する動きとなったことから、欧州金融危機問題も対処のしようが生じたと見え、安心買いが入った。
しかし、EU加盟国の問題国の経済・金融・財政危機については、一つも抜本的な対策はまだであり、行き詰った株価の状況に対して一時的なカンフル剤的な動きと見られる。

今後も欧州金融財政問題は事あるごとに浮上。また、米経済の動向もアメリカン航空が2兆円以上の負債を抱え破綻したように注視していく必要もある。

米国の楽観的なところでは、消費大好きな米国民の年末商戦が、絶好調と伝えられており、米国の指数もかなり改善されてくるものと思われる。

NYダウ 

[ 2011年12月 1日 ]
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