アイコン タイ大洪水の現況の実態 Hi-Tech工業団地

ハイテック工業団地に進出している北川工業は、タイにおける洪水被害に関する当社連結子会社 KITAGAWA ELECTRONICS (THAILAND) CO.,LTD.への影響について、次の通りに報告している。

1.状況について
当社子会社 KITAGAWA ELECTRONICS (THAILAND) CO.,LTD. は、立地しているHi-Tech工業団地が洪水による浸水のため10月13日より操業を停止していたが、同工業団地の排水が完了し12月19日より営業活 動の一部を再開した。
なお、従業員に関する人的被害はこれまで報告されていない。

2.今後について
同社の営業部門は、平成24年1月4日から通常業務を再開する予定。
生産部門は、平成24年4月に生産の再開をめざして復旧に努めているとしている。

このように、ハイテック工業団地の現状は、やっと水は引いたものの、現状復帰にはまだかなりの時間を要するとしている。
製造機械等のメンテンスや入れ替え、ライン再編などにも時間がかかろうが、特に電力等のインフラ整備に時間がかかるとされており、同社が本格的な生産再開時期を来年4月としていることは、現地から見て真実であると思われる。
こうしたことから、タイ北部で完全に浸水した工業団地に進出した日本の製造企業に与える影響は、計り知れないものと見られる。ただ、建物保険のほか、生産保険までかけているところは、営業の被害はあるものの、損失はかなり抑えられるものと思われる。

 

[ 2011年12月22日 ]
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