旭硝子・日本電気硝子が課徴金支払命令/韓国公取委
テレビのブラウン管用のガラスをめぐり、価格や生産量を調整する国際カルテルを結んでいたとして、韓国の公正取引委員会は12月11日、日韓4社に総額545億ウォン(約37億円)の課徴金を課した。
韓国公取委によると、4社はサムスングループのサムスンコーニング精密素材、旭硝子の子会社の韓国電気硝子、日本電気硝子グループ傘下の2社。
4社は、1999年から2007年ごろまで韓国や日本、シンガポールで少なくとも35回談合を重ね、製品価格やそれぞれの取引相手、生産量削減などのカルテルを結んでいたとされる。
今ではTVブラウン管など過去の遺物になってしまったが、最近までブラウン管TVがあったことは間違いない。こうした過去の事案でも価格談合(カルテル)で課徴金の支払命令を受ける。
[ 2011年12月12日 ]
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