アイコン オリンパス/3月期第2四半期 323億円の大赤字

八つ裂きの刑に処しても余りある旧経営陣の大杜撰経営、同社は徹夜を続けやっとこさ中間決算を発表した。
オリンパスは14日、2011年9月中間連結決算を発表。繰延税金資産を取崩したことなどで、純損失は▲323億29百万円の赤字(前年同期は38億600万円の黒字)だった。
営業利益は前年同期比21.6%減の175億35百万円。また、9月中間期末時点では債務超過への転落を回避した。

 売上高は0.7%減の4,145億円、経常利益は50.8%減の94億76百万円。
自己資本比率は11年3月末時点の11.0%から4.5%に低下。
  オリンパスは同日、07年3月期以降、過去5年分の決算内容を修正する訂正有価証券報告書を関東財務局に提出。東証は報告書を精査し、同社株の上場維持または廃止を判断する。
  同社は、過去の巨額損失隠しの発覚を受けて中間決算の公表を延期していた。
なお、下記表の09年期~11年期の決算数値は修正前のものである。
 

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
11年3月期第2四半期
417,327
22,380
19,263
3,806
12年3月期第2四半期
414,518
17,535
9,476
-32,329
前年同期比
99.3%
78.4%
49.2%
 
12年3月期予想
未発表
 
 
 
11年3月期実績
847,105
35,360
22,148
7,381
10年3月期実績
883,086
60,149
45,115
47,763
09年3月期実績
980,803
34,587
18,390
-114,810
12年3月期第2四半期
総資産
純資産
自己資本
自己資本率
 
951,180
45,954
42,880
4.5%

 
 
[ 2011年12月14日 ]
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